クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリーからユベントス移籍へ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのエースとして長く活躍してきたクリスティアーノ・ロナウドが、ユベントス移籍に迫っている。
スペイン紙『マルカ』など複数メディアが、移籍金1億ユーロ(約130億円)でユベントスとマドリーが合意に至り、C・ロナウドは年俸3000万ユーロ(約39億円)の4年契約を結ぶ見通しであることを伝えた。
マドリーで9年間を過ごした大エースの退団は、4日にフロレンティーノ・ペレス会長やC・ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏らによるミーティングで了承されたという。そしてクラブ歴代最多の公式戦451得点を記録した背番号7を、レジェンドとして盛大に送り出す方針も固めたとのこと。
C・ロナウドはマドリー在籍9シーズンで、リーグ優勝2回、チャンピオンズリーグ制覇4回、コパ・デル・レイ優勝2回、クラブワールドカップ優勝3回など、数々のタイトル獲得に貢献した。
メンデス氏もクライアントの移籍の可能性を認めており、ポルトガル紙『レコード』に「もしこれが(移籍が)起これば、単純に、彼の輝かしいキャリアにおける新たなステージ、新たな挑戦になる」と語っている。
また、英紙『ミラー』は、C・ロナウドがユベントス移籍を決断する背景には、熱烈すぎるラブコールがあったとも報じている。なんとユベントスのアンドレア・アニェッリ会長は、意中の人に「28回」も直接電話をかけて口説き落としたという。
“鬼電”が実った末に実現しそうな世紀のビッグディールだが、今後どのような展開を迎えるだろうか。ユベントス移籍の正式発表は近日中とも伝えられており、今季からは33歳になったC・ロナウドが白と黒の縦縞のユニフォームで戦う姿を見ることになりそうだ。
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