横浜F・マリノスのFWウーゴ・ヴィエイラが自らの移籍の噂について語った【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスからヨーロッパへの移籍が噂されるFWウーゴ・ヴィエイラが、6日の練習後に今の心境やクラブへの思いについて口を開いた。
6月中から各国メディアで報じられているように、ヨーロッパの複数クラブから「オファーがある」のは間違いないという。「海外のメディアに僕へのオファーがあると書かれていて、それに重ねてオファーが多くなってくる」と、複数の選択肢があることも明かした。
すでに報じられているものでは、キプロスの強豪APOELニコシア、ギリシャ1部のPAOKやAEKアテネなどの名前が移籍先の候補として挙がっている。
ウーゴ・ヴィエイラ自身は「(移籍に関しては)僕だけで判断できないところもある」と述べたが、「僕が決められるのであればマリノスに残りたい」とも語り、あくまで横浜FM残留の意思を強調した。
雨の中で行われた6日の練習に見学に訪れたサポーターからの声援にも笑顔で応じ、ウーゴ・ヴィエイラは「マリノスのサポーターの皆さんは来たばかりの頃から僕のことを温かく受け入れてくれた。いつも挨拶をしてくれたり、暖かい声援をくれるので、それはすごく嬉しい」と感謝を述べた。
そして「サポーターの皆さんは僕を必要としてくれているので、ここいると余計出ていきたくなくなるね」とも話していた。
(取材・文:舩木渉)
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