日本代表を率いた西野朗監督【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップで2大会ぶりのベスト16入りを果たした日本代表。帰国後、日本代表を率いた西野朗監督が記者会見に臨んでいる。
まず最初に「選手23人全員が帰国できた。重大な怪我もなくクラブに戻ってもらえることもよかった。選手数人は少し休みが少ないので、オフィシャルに休みを長くするよう伝えてほしいと言われているので、クラブと調整してほしいと思う」と語り、選手を気遣うコメントを残した。
ワールドカップを振り返り「前監督の財産、やってきたこと、さらに本大会で自分たちでできることを探りながら、本当に素晴らしいサッカーを披露してくれたと思います。結果はひとつしか勝てませんでしたけれども、ワールドカップでの1ポイント、1ゴール、1プレーというのが本当に厳しいということも、私自身も初めての経験で、グループステージを突破すること、そしてノックアウトステージで勝ち上がることの厳しさを本当に感じさせられました」と語っている。
代表チームに関しては「残念ながら途中で帰ることになりましたが。8年周期でベスト16にチャレンジして、この周期ではダメだと思います。4年後のカタールでベスト8を狙える。4年後に選手達が必ず成し遂げてくれるということにつなげた成果だけは感じる。この場を借りてたくさんの方にお礼を申し上げなければいけないですが、選手達のこれからの活躍、躍進に期待したいと思います」とし、次のワールドカップに向けての期待感を示した。
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