イングランド代表のファビアン・デルフ【写真:Getty Images】
現地時間3日にロシアワールドカップ決勝トーナメントが行われ、イングランド代表はコロンビア代表と対戦しPK戦の末に勝利をおさめた。この試合をイングランドのファビアン・デルフは欠場していたが、その理由が“出産立会い”であったと明かしている。4日に英メディア『BBC』が報じた。
同メディアによると、デルフが帰国したのは現地時間6月29日(金)だという。そして、現地時間7月4日(水)の朝7時52分に3人目の娘となる元気な女の子が誕生したとのこと。その前日にはイングランド代表がベスト8進出を決めており、デルフは「人生で最も素晴らしい24時間」と語っている。
出産立会いを理由にワールドカップを欠場するのは異例の出来事だが、もちろん代表チームの了承も得ていた。英紙『デイリー・ミラー』によると、イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督は試合前「人生にはサッカーよりも重要な事がある。ワールドカップは大きな大会だが、家族はもっと重要だ。そのため、我々は選手、その家族のためにサポートしよう」と語っていたという。
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