稀代の名勝負も悔し涙の日本。韓国メディアもエール
サッカー日本代表がW杯史に残る名勝負を演出するも後半アディショナルタイムでの失点に悔し涙を流した。だがこの戦いぶりに韓国メディアもエールを送っている。
日本代表は現地時間2日、ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦し、2-3で敗れた。
素晴らしい戦いぶりだった。後半12分まではベルギーを中盤から圧倒した。3バックを使う相手にサイドが活性化し、スペースを有効活用。その上、原口元気や乾貴士のスーパーゴールでベルギーを窮地に追い詰めた。史上初のベスト8入りもあと30分というところだった。
しかし世界ランキング3位のベルギーは甘くない。長身のマルアン・フェライニを投入してから一気に流れを変えていく。2-0の状況は瞬く間に2-2となってしまった。日本が守備での甘さを露呈すると、そこを突いての同点劇だった。
そして後半終了間際。本田圭佑の無回転フリーキック直後のコーナキック。この場面で自陣に残った守備陣が少ない状況。その中で相手が一気にカウンターを仕掛けてきた。これがナセル・シャドリまで繋がり、決勝ゴールを許してしまった。日本にとっては悪夢のような結末だった。
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