日本代表を下したベルギー代表【写真:Getty Images】
現地時間6日からロシアワールドカップ・準々決勝の戦いが始まる。現時点で8ヶ国残っているが、今大会では初優勝の国が誕生するかもしれない。実は、20年周期で初めてチャンピオンに輝く国が誕生していたのだ。
スウェーデンで開催された1958年のワールドカップでは、当時17歳のペレ氏が活躍。ブラジル代表が初優勝を果たしていた。その20年後の1978年ワールドカップでは、アルゼンチン代表が延長戦の末にオランダ代表を破り初優勝を飾っている。
さらに20年後の1998年ワールドカップでは、開催国フランスが大躍進。フランス代表が初のチャンピオンに輝いていた。途中で初優勝の国が誕生している年はあるものの、1958年以降は20年周期において必ず優勝未経験の国がチャンピオンになるという状況が続いている。1998年ワールドカップから20年目にあたる今大会、ベスト8に残っている8ヶ国のうち、ベルギー、スウェーデン、クロアチア、ロシアの4ヶ国が優勝未経験だ。
まず、ウルグアイ対フランスは共に優勝経験国。どちらか一方だけがベスト4に進む。ブラジル対ベルギーは共に優勝候補がぶつかる一戦。スウェーデン対イングランドも、優勝未経験と優勝経験国が激突する一戦となる。
そして、ロシア対クロアチアは共に優勝未経験。必ず、ベスト4には優勝未経験の国が一つ以上進むことになる。20年周期で考えれば、今大会では初優勝の国が誕生することになるが、果たして…。
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