ブックメーカーの優勝予想1番人気はブラジル【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは現地時間3日までに決勝トーナメント1回戦の全試合が行われ、準々決勝に進出するチームが決定した。4年に一度決定される世界王者の座を巡る争いは、いよいよ8チームにまで絞られている。
大会前に優勝候補と言われていたチームが早々と散る波乱も起きている。前回王者のドイツはグループリーグでまさかの敗退。2大会前の王者であるスペインも、FWリオネル・メッシを擁するアルゼンチンも、EURO2016王者のポルトガルも決勝トーナメント1回戦で姿を消した。
ここまで勝ち残った8チームの中で、優勝の可能性が高いと予想されるチームはどこだろうか。英国大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」では、現時点での8チームの優勝予想オッズを公開している。
最も優勝に近いと予想されているのはブラジルで、オッズは3.75倍。僅差の4.5倍でフランスとイングランドが続いている。ただしオッズは必ずしも各チームの単純評価を表すものではなく、ブラジルとフランスがトーナメント表の同じ側で「潰し合い」の状況にあることで、相対的にイングランドの評価が高まっていると考えられる。
4番手の評価は6.5倍のクロアチア。日本代表を破って8強進出を果たしたベルギーが7倍で続く。ウルグアイには15倍、ロシアには19倍、スウェーデンには23倍と高いオッズがつけられ、優勝は困難と予想されている。
準々決勝は現地時間6日と7日に開催。ウルグアイ対フランス、ブラジル対ベルギー、スウェーデン対イングランド、ロシア対クロアチアの各カードとなる。
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