フランス代表のキリアン・エムバペ【写真:Getty Images】
スペインのレアル・マドリーは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する19歳のフランス代表FWキリアン・エムバペの獲得が合意したとの一部報道に対し、4日に公式声明を出して否定した。
フランスの記者バプティスト・リパール氏は独占情報として、マドリーとPSGがエムバペの移籍に関して合意に達したとSNSで発信していた。移籍金2億7200万ユーロ(約350億円)を4回の分割で支払うという合意内容だとされていた。
しかし、マドリーは公式声明でこれを否定。エムバペに関する同意の情報は「全くの虚偽」であり、「PSGにも選手にも一切オファーは出していない。このような未確認の情報の拡散を遺憾に思う」と述べている。
数日前にもマドリーは、同じくPSGに所属するブラジル代表FWネイマールの獲得に向け移籍金3億1000万ユーロ(約399億円)のオファーを出したというスペイン『TVE』の報道に対して否定の声明を出していた。
フランス代表として現在ロシアワールドカップを戦っているエムバペは、決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦で2得点を決めるなどの活躍を見せ、さらに大きく評価を高めている。驚異の19歳の動向にはワールドカップ後も注目が集まりそうだ。
【了】