ベルギー戦:逆転負けも…強豪を追い詰める
衝撃的な形で敗れたが、称賛されるべき戦いを見せた【写真:Getty Images】
【日本 2-3 ベルギー ロシアワールドカップ・決勝トーナメント1回戦】
大方の予想を裏切り2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たした西野ジャパンは、FIFAランキング3位のベルギー代表と対戦。スコアレスで乗り切って迎えた後半立ち上がり、柴崎がスルーパスを放つと抜け出した原口が右足でシュート。名手ティボー・クルトワの守るゴールを破って日本がスコアを動かした。さらに、香川のキープから乾が無回転ミドルを突き刺し、リードを2点に広げた。
しかし、ベルギーはマルアン・フェライニら強力なベンチメンバーを投入し、ギアを上げてきた。そして、2-2に追いつかれて迎えた後半ラストプレー。日本のCKをクルトワがキャッチすると、「スーパーカウンター」(西野監督)が発動。前進するケビン・デ・ブルイネを止められず、最後は途中出場のナセル・シャドリに決められ勝負は決した。
衝撃的な形で敗れ、初のベスト8進出とはならなかった。それでも強豪ベルギーを追い詰めた。称賛されるべき戦いを見せたのは間違いない。
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