ポーランド戦:決勝Tのみを見据えた『ボール回し』
0-1で敗れたものの決勝トーナメント進出【写真:Getty Images】
【日本 0-1 ポーランド ロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節】
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる日本代表は、スタメンを6人入れ替え[4-4-2]で臨んだ。川島が名誉挽回とばかりに好セーブを見せたが、後半にセットプレーから失点。完全にマークを外された。
追いつきたい日本だったが、1点が奪えない。そして、別の会場で行われていたコロンビア対セネガルはコロンビアが先制。すると西野監督は“勝負”に出る。長谷部を投入し、自陣でボールを回させた。試合終了までの約10分間をやりすごし、0-1で敗れたものの決勝トーナメント進出が決定。賛否両論あるやり方だったが、グループリーグ突破のためには不本意だがこれが最善と西野監督は判断した。
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