ディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表のレジェンドであり元代表監督のディエゴ・マラドーナ氏は、ロシアワールドカップで早期敗退に終わった代表チームの監督復帰に名乗りを上げ、「無償で」引き受けると発言している。
FWリオネル・メッシを中心とした強力メンバーを擁し、大会前には優勝候補の一角にも挙げられていたアルゼンチン。だがグループリーグから苦戦を強いられ、辛うじて2位通過を果たしたが、決勝トーナメント1回戦でフランスに敗れて大会から姿を消した。
マラドーナ氏は南米TV『テレスール』で、アルゼンチンと同じくベスト16でブラジルに敗れて大会を終えたメキシコの戦いぶりを称賛。「アルゼンチンがメキシコのように戦ってくれれば良かったのに」と母国の戦いに苦言を呈した。
その上で、もし要請があればアルゼンチン代表監督に復帰する意志があると発言。「タダでやるつもりだ。何も代価を要求するつもりはない」と語った。
マラドーナ氏は2008年から2年間代表監督を務め、2010年ワールドカップでは準々決勝での敗戦に終わった。ロシア大会でアルゼンチン代表を率いたホルヘ・サンパオリ監督は、フランスに敗れた直後には「辞任はしない」と話していたが、必ずしも続投が確実ではないとも報じられている。
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