日本代表の主将を務める長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表の主将を務めるMF長谷部誠が3日、代表引退を表明した。自身のインスタグラムで明かしている。
2006年にA代表デビューを飾ってから114試合に出場してきた日本代表のキャプテンが、「ひとつの区切り」をつけた。
ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦のベルギー戦から一夜明けた3日、長谷部は「ロシアW杯での日本代表チームへの多大なるサポート本当にありがとうございました」と記した上で、「僕個人としては、この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います」と、代表引退を表明している。
さらに同選手は、「日本代表という場所はクラブとは違い、いつ誰が選ばれるかわからないところであるので、いち選手からこのように発信する事は自分本位である事は承知しています。しかし、2006年から約12年半という長い間共に戦った仲間たち、多大なるサポートをして下さった日本の皆様に感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思い、こうして書かせていただいています」とつづった。
長谷部は「日の丸を胸に戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした。共に戦った7名の監督方、コーチングスタッフ、代表スタッフのみんな、そして素晴らしきチームメイトたち、最高の仲間でした。特に主将を務めさせていただいた8年間は皆に支えられてばかりでした。貴方達と共に同じ時代に戦えた事は幸せでした」と感謝の言葉を記している。
最後に長谷部は、「日本代表サポーターの皆様、これまでのサポートに心からの感謝を伝えさせていただきます」とコメント。「12年半の間、様々な事がありました。歓喜も失望も共に味わいましたね。良いときもそうでないときも僕たちの背中を押してくださいましたね。皆様と共に歩んだ時間は僕にとって大切な宝物です。心から、ありがとう!! 最後になりますが、これからは僕も日本代表チームのサポーターです。一緒に日本代表チームに夢を見ていきましょう!!!」と、苦楽をともにしたファンにも感謝を示した。
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