ベルギー代表のヤン・フェルトンゲン(左)【写真:Getty Images】
【日本 2-3 ベルギー ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
現地時間3日にロシアワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦が行われ、ベルギー代表は日本代表と対戦し3-2で勝利した。
なおスポーツデータ会社『オプタ』が1966年から集めた統計によると、この試合でベルギーDFヤン・フェルトンゲンのゴールはヘディングシュートとしてW杯史上最長距離からの記録であると伝えている。
このゴールはベルギーが2点ビハインドで迎えた69分に生まれた。ベルギーの右CKを川島永嗣がパンチングで弾きこぼれ球を乾貴士がクリアしきれずペナルティーエリア内左奥深くにいたフェルトンゲンがヘディングでゴール右隅に決めた。
『オプタ』によるとこのヘディングシュートは距離にして18,6m地点から生まれW杯史上最も遠い位置からのヘディングでの得点となった。試合後、独メディア『第2ドイツテレビ』でコメンテーターを務める元ドイツ代表のGKオリバー・カーン氏は「ジャンプもせず早い段階でそのまま見送った。GKなら少なくともチャレンジをするべきだった」と川島の対応に苦言を呈した。
その後、試合はベルギーが同点に追いつき後半アディショナルタイムにカウンターから逆転ゴールを奪いベスト8進出を決めた。
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