ベルギー代表FWロメル・ルカクは昨年11月の日本戦でも脅威となり決勝点を挙げた【写真:Getty Images】
日本代表は現地時間2日、ロシアワールドカップの決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する。
この試合に向けて英紙『インディペンデント』は、オッズやスコアなどの勝敗予想を掲載した。
まず同紙はベッティングで用いられるオッズとして、ベルギーの勝利を「1.4倍」、日本の勝利を「10倍」、90分間での引き分けを「4.5倍」とした。また、スコア予想は「2-0」でベルギーの勝利としている。
寸評では「日本はグループリーグの試合で素晴らしく訓練されていたが、ベルギーの素晴らしいプレーメーカーたちやFW陣に対処するための個人のクオリティがありそうもない」と、日本代表に辛口な評価が下されている。
また、英紙『テレグラフ』もベッティング利用者向けのプレビューを公開し、日本代表について「西野朗監督のもとでポゼッションゲームならより安定して見えるが、アジアの同じようなチームにはうまくいっても、ヨーロッパのチームに対抗するために求められるクオリティはほぼない」と分析している。
同紙は注目選手にベルギー代表のFWロメル・ルカクを挙げ、「ルカクはベルギーの先頭に戻るべきで、彼の純粋なフィジカルが日本に大きな問題をもたらすことは明らか。ゴールを決める場面で大きな注目を浴びても驚きではない」と評している。
欧州のメディアからは厳しい評価が下された日本だが、スペインをPK戦の末に下したロシアのような“サプライズ”を起こせるだろうか。ベルギーとの運命の大一番は日本時間3日3時(現地時間2日19時)キックオフ予定だ。
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