スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長【写真:Getty Images】
【スペイン 1-1(PK3-4) ロシア ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦の試合が現地時間1日に行われ、スペイン代表とロシア代表が対戦。1-1で90分間と延長戦を終え、PK戦4-3でロシアが準々決勝進出を果たした。
今大会も優勝候補の一角に挙げられていたスペイン。グループリーグを首位通過し、決勝トーナメントの組み合わせにも恵まれたとして楽観的な見方が強かったが、前評判の低かった開催国にまさかの敗戦を喫して大会を終えた。
スペイン紙『アス』では、「スペイン敗退の責任者は?」と題してオンラインアンケートを行い、ファンの意見を募っている。その選択肢の設定も、ファンによる投票の結果も、大会開幕前日に起きた衝撃的な監督交代劇を強く反映する結果となっている。
合計9万票弱の投票が集まった時点で、過半数の約52%の票を集めているのはスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長。開幕直前にフレン・ロペテギ前監督の解任を決断した責任者だった。
ルビアレス会長に次ぐ約25%の票が投じられたのはレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長。ロペテギ氏が解任されたのは、同氏の来季からのマドリー監督就任に向けた交渉が秘密裏に行われ、発表直前までRFEFに知らされなかったという経緯が原因となった。
責任が「選手たち」にあるという選択肢への投票は約14%。ロペテギ前監督は約6%、フェルナンド・イエロ監督は約3%であり、2人の監督に責任があったと考えているファンは少ないようだ。
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