ロシアW杯敗退に終わったスペイン代表【写真:Getty Images】
【スペイン 1-1(PK3-4) ロシア ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦の試合が現地時間1日に行われ、スペイン代表とロシア代表が対戦。1-1で90分間と延長戦を終え、PK戦4-3でロシアが準々決勝進出を果たした。
開催国とはいえ下馬評の低かったロシアと、優勝候補の一角に挙げられていたスペイン。12分にはオウンゴールでスペインが先制したが、ロシアも41分にアルテム・ジューバのゴールで同点とすると、その後の約80分間を無失点で耐え抜いてPK戦に持ち込んだ。
英紙『デイリー・メール』などが伝えたところによれば、この試合でのスペインは1114本のパスを成功。ワールドカップの大会史上初めて1000本の大台を突破する最多記録だという。国際サッカー連盟(FIFA)の公式スタッツでは1031本とされているが、それでも1000本を越えている。
延長戦を含めない90分間のパス成功数は770本で、これも最多記録となった。過去には2010年大会のアルゼンチンがギリシャ戦で記録した703本が最多だった。
またDFセルヒオ・ラモスは141本のパスを成功させ、これも個人の選手として1966年以降のワールドカップで最多となる記録。だがスペインの代名詞であるパスサッカーを遂行しながらも得点には繋がらず、無念の早期敗退となった。
【了】