スペイン代表のセルヒオ・ラモス(右)【写真:Getty Images】
【スペイン 1-1(PK3-4) ロシア ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
現地時間1日に行われたロシアワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のスペイン対ロシアの試合が行われ、PK戦の末スペインは敗れた。
優勝候補に挙げられていたスペインがまさかのベスト16で姿を消すことになった。12分にオウンゴールで幸先よく先制点を挙げたスペインだったがその後はロシアの堅い守備陣の前にチャンスを作る事が出来ず。逆に40分にはPKを与え同点に追いつかれる。その後は両チームとも勝ち越しゴールが奪えず今大会初の延長戦へ。そこでも勝負はつかずPK戦に勝負は持ち越された。
ここでロシアは全員ゴールしたのに対し、スペインは3人目のコケと5人目のGKに止められ勝負あり、2大会ぶりのベスト8進出を逃してしまった。
主将を務めたセルヒオ・ラモスは「とても辛い状況で今はキャリアの中で最も厳しい瞬間だ」と敗戦後にコメントした。続けて「ロシアはPK戦まで必死に持ちこたえた。彼らとしたらPKでの勝利が唯一のチャンスだったから」と目に涙を浮かべながら語った。
なおこの日の試合でラモスはGKイケル・カシージャスと並びスペイン代表としてW杯通算最多出場となる17試合を記録した。しかし記念となる試合を勝利で終える事は出来なかった。
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