ロシア代表のアレクサンドル・エロヒン【写真:Getty Images】
【スペイン 1-1(PK3-4) ロシア ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
現地時間1日に行われたロシアワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のスペイン対ロシアの試合で史上初となる4人目の交代が行われた。
試合は12分にスペインが先制するも開催国のロシアも40分にPKで同点に追いつく。その後は両チームとも勝ち越し点を奪えず今大会初の延長戦に突入した。
そして迎えた97分、ロシアはダレル・クズヤエフに変えアレクサンドル・エロヒンを投入した。この瞬間、W杯で初の4人目の交代となった。なお104分にはスペインのロドリゴ・モレノも4人目の交代選手としてマルコ・アセンシオの代わりにピッチに入った。
2016年に国際サッカー連盟(FIFA)は試合が延長戦に突入した場合に4人目の選手を交代できるルールを採用する事で合意していた。このルールは同年のリオデジャネイロ・オリンピックやドイツ杯(DFBポカール)での試験期間を経て、今回のW杯で初めて適用された。
延長戦にもう一人の交代選手を投入できるという事になり、今後は監督の采配にも大きな影響を与えることになりそうだ。
【了】