昌子源【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦・ベルギー代表戦に向け、日本代表の昌子源が前日会見に臨んだ。
センターバックの一角としてコロンビアとの初戦、セネガルとの第2戦のピッチに立った昌子。鹿島アントラーズ所属の25歳は、スタメン唯一の国内組だった。Jリーグを代表して戦う昌子はベルギー戦に向け、「素晴らしい選手がたくさんいる。マッチアップはルカク選手が多いと考えているが、試合に入るメンタル的には気持ちから勝っていかないといけない。強いメンタルを持って戦えれば」と意気込みを語った。
過去に日本は2度、決勝トーナメント進出を果たしている。しかしベスト8の壁は分厚く、いずれも1回戦で涙を呑んできた。「我々は新たな歴史を作りに来た。ベスト8以上を目指すためにこの大会に来た」と昌子は決意を口にする。
「ここからは色々なプレッシャーや期待があると思うが、まず自分たちの力を全部出す。PK戦は色々な準備が必要だが、それこそ強い気持ちなのかなと」
日本代表の守備の要となった昌子。ワールドクラスのタレントを多数擁するベルギーと渡り合い、日本を未知のステージへ連れて行くことができるか。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
【了】