フランス代表のキリアン・エムバペ【写真:Getty Images】
【フランス 4-3 アルゼンチン ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦の試合が現地時間30日に行われ、フランス代表とアルゼンチン代表が対戦。4-3の勝利を収めたフランスが準々決勝進出を果たした。
フランス勝利の最大の立役者となったのが19歳のFWキリアン・エムバペ。驚異的なスピードを武器にアルゼンチン守備陣を苦しめ、先制点に繋がるPKを獲得したのに続き、後半には自らの2ゴールで試合を決定づけた。
無得点に終わったアルゼンチンのFWリオネル・メッシの存在をも霞ませるプレーを見せたエムバペに対し、フランス代表のディディエ・デシャン監督も賛辞を惜しまない。試合後のコメントを仏紙『レキップ』などが伝えている。
「高いクオリティーを持った選手だが、まだ19歳だ。さらに成長することができる」とデシャン監督。「彼がフランス人であることを本当に嬉しく思う」とエムバペの活躍に満足する様子を見せた。
「サッカーをよく分かっている。今日はそうではないとは言えない。重要な試合で才能を全て見せつけた。守備もしなければならなかったが、素晴らしい攻撃をする妨げにはならなかった」
準々決勝へ進んだフランスは、次にウルグアイと対戦。エムバペにはさらなる活躍への期待がかかることになりそうだ。
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