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日本代表 6年前

英国メディアが見た日本。「茶番、笑劇、滑稽」必然の酷評も…「今大会最高のセーブ」川島を絶賛【ロシアW杯】

日本代表は28日、ロシアワールドカップ・グループH第3節においてポーランド代表に0-1で敗れたものの、フェアプレーポイントの差で決勝トーナメント進出を決めた。この一戦を、イギリスメディアはどのように報じたのか。(文:松澤浩三【イングランド】)

text by Kozo Matsuzawa / 松澤浩三 photo by Getty Images

「茶番、まったくの茶番劇だった」

西野朗
日本代表の西野朗監督は負けていても「攻めない」選択をしたが…【写真:Getty Images】

 すでに様々なメディアで取り上げられているとおり、決勝トーナメント進出を決めたポーランド戦後の日本代表には、世界的に厳しい言葉が飛んでいる。それは英国でも例にもれず、グループリーグ2戦目となったセネガル戦後にはポジティブなコメントが多く残されたのとは対照的だった。

 英国メディアで最も目についた言葉は「Farce」。「茶番」「笑劇」「滑稽」と訳される単語である。同時に並んだのが「ギャンブル」「危険な賭け」といった内容のコメントだ。

 結果的にセネガル対コロンビア戦は0-1で終わったとはいえ、西野朗監督の指示のもと、日本代表がプレーを“止めた”時点ではまだ残り時間10分以上もあった。つまり、サマーラ・アリーナで行われていた試合で、セネガルが同点ゴールを奪う可能性は十分に残されていたわけだし、もしくは日本と対戦していたポーランドが2点目を取りに来る可能性もあったわけだ。

『BBCラジオ5』で実況を務めたコナー・マクマナラは試合後、次のように語っている。

「茶番、まったくの茶番劇だった。1982年のワールドカップの西ドイツ対オーストリアの現代版ともいえる。あの試合では、西ドイツが1点取って両チームともにグループリーグ突破が確定し、その後はただボールを回し続けることになる」

「日本の場合は、賭けだった。まだ16分間残っている時点でコロンビアが点を取ったと知り、その時点から日本は自陣でボールをキープして、センターサークルより先にはいかなかった。勝負することを止めたのだ。タッチラインでは、サブの選手が(フェアプレーポイントで勝ち抜くことを意味するように)カードのサインを手で作って、警告をもらわないように指示していた」

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