フランスがアルゼンチンに4-3で勝利【写真:Getty Images】
【フランス 4-3 アルゼンチン ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦の試合が現地時間30日に行われ、フランス代表とアルゼンチン代表が対戦。4-3の勝利を収めたフランスが準々決勝進出を果たした。
ベスト16で唯一の優勝経験国同士の激突であり、今ラウンド最大の好カードとして注目を集めた一戦。その期待通りの好勝負が繰り広げられ、シーソーゲームとなった展開から最後はフランスが1点差でアルゼンチンを振り切った。
少ないゴール数で争われるサッカーの試合において、「4-3」というスコアが見られることはそれほど多くはない。ワールドカップ本大会では実に32年ぶりのスコアとなった。
前回の例は1986年大会。決勝トーナメント1回戦で、ベルギー代表がソ連代表に4-3の勝利を収めた。ただしこれは延長戦終了後のスコアであり、90分間は2-2の同点で終えていた。
90分間で4-3という、今回と全く同じスコアはW杯の歴史上存在しない。両チーム合計7得点という試合なら今大会でもベルギー対チュニジア戦(5-2)があったが、90分間で両チームが3点以上を取り合っての合計7得点以上という試合は1966年大会準々決勝のポルトガル対北朝鮮(5-3)にまで遡る。
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