クリスティアーノ・ロナウドのW杯が終了【写真:Getty Images】
【ウルグアイ 2-1 ポルトガル ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
現地時間6月30日に行われたロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、ウルグアイはポルトガルに2-1で勝利した。
クリスティアーノ・ロナウドとルイス・スアレスの両エース対決に注目が集まったこのゲーム。先制点を決めたのは、ウルグアイのもう1人のエースだった。
開始7分、敵陣右サイドでボールを持ったカバーニがサイドチェンジ。スアレスがこれを受けて仕掛けると、右足でシュートのように強烈なクロスをファーへ。ここに飛び込んだのはカバーニ。見事にゴールネットを揺らして、ウルグアイが先制する。
追いかけるポルトガルは、攻撃がうまく機能しない。ウルグアイの守備がかたく、攻めどころを見つけられなかった。32分にはC・ロナウドがFKを直接狙うも壁を直撃。0-1で折り返す。
それでも、後半の早い時間に追いついた。左からCKを得たポルトガルは、ショートコーナーを使ってラファエル・ゲレイロがクロス。中央のC・ロナウドにウルグアイの警戒が集まる中、その後ろに入ったペペがヘディングで合わせて1-1とした。
だが、慌てないウルグアイは、すぐに勝ち越しに成功する。62分、GKからのロングフィードがポルトガル守備陣に跳ね返されず流れると、拾ったベンタンクールが左へパス。フリーのカバーニはお手本のようなダイレクトシュートを決めて、2-1となった。
だが、ウルグアイにアクシデントが発生。カバーニが足を痛め、C・ロナウドの肩を借りてピッチの外へ。ベンチに向けて交代を要求するジェスチャーをして、74分にストゥアニとかわった。
終盤はポルトガルが攻めて、ウルグアイはゴール前を固める展開。ポルトガルが徐々にゴールまでの距離を縮めていくが、時間内に同点弾は生まれず。ポルトガルは1-2で敗れ、大会から姿を消すことになった。
勝利を収めたウルグアイは、準々決勝でフランスと対戦する。
【得点者】
7分 1-0 カバーニ(ウルグアイ)
55分 1-1 ペペ(ポルトガル)
62分 2-1 カバーニ(ウルグアイ)
【了】