ベルギー代表と対戦する日本代表【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップでは現地時間30日から決勝トーナメントがスタート。1日2試合ずつ、4日間かけて計8試合の決勝トーナメント1回戦が開催される。
各試合ではグループリーグを1位通過したチームと、「隣」のグループを2位通過したチームが対戦する。グループリーグと異なり敗れればその時点で大会終了となる一発勝負であり、どの試合も熱戦となることが期待できそうだ。
しかし米紙『USAトゥデイ』では、「エンターテインメント性や重要性という意味では、ワールドカップの全ての試合が同列というわけではない」として、あえて8つのカードを「見る価値がある試合」ランキングという形で順位付けしている。
1位に選ばれたのは、8カードの中で最初に行われるフランス対アルゼンチン戦。ベスト16では唯一の優勝経験国同士の激突であり、FWリオネル・メッシを擁しながらもグループリーグで大苦戦を強いられたアルゼンチンの復活に注目が集まる。
2位以下はブラジル対メキシコ、スペイン対ロシア、ウルグアイ対ポルトガル、コロンビア対イングランド、クロアチア対デンマークと続く。日本代表がベルギーと対戦する試合は7位であり、8位のスウェーデン対スイスに次いで注目度の低い試合だとされている。
ベルギー代表は「今大会で最も強力なメンバーのひとつ」を擁するとされており、日本代表に対して圧倒的優位が予想されることがその理由かもしれない。西野ジャパンは番狂わせを起こして世界を驚かせることができるだろうか。
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