ドイツ代表を勝利した韓国代表【写真:Getty Images】
【韓国 2-0 ドイツ ロシアワールドカップ・グループリーグF第3節】
現地時間27日にロシアワールドカップ・グループリーグF組第3節の試合が行われ、韓国代表はドイツ代表と対戦し2-0の勝利をおさめた。この結果を受けて、韓国勝利を祝福したつもりで差別的ジェスチャーをしてしまった米国のテレビ局『テレムンド』の司会者が職務停止になったと、29日に英メディア『BBC』が報じている。
0-3でスウェーデン代表に敗れながら、韓国の活躍によって決勝トーナメント進出を果たしたメキシコ代表。後日、メキシコサポーターは韓国大使館に集まり、英雄扱いするなどして韓国の勝利を讃えた。一方でSNSでは、祝福のコメントと共に目尻の所を引っ張って韓国人の顔真似をするジェスチャー写真が投稿されている。一般的に差別的なジェスチャーと考えられているものだ。
これに便乗して、あろうことかテレビ番組内で司会者2人が差別的ジェスチャーをしてしまった。当然、批判が殺到し「解雇すべき」や「人種差別主義者」といった声が寄せられることに。同メディアによると、一連の事件を受けて司会者2人を職務停止処分にしたという。また、知らずに写真を投稿してしまったユーザーは謝罪のコメントと共に該当する写真を削除している。
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