「善戦したセネガルがもっと見たかった」
キックオフから80分までの印象が、最後の10分で吹っ飛んでしまった、という感じだった。
フランスのメディアからは
『日本チームのイメージが台無し』
『今大会でもっとも長い10分間』
『恥さらし』
『選手は完全にプレーを放棄』
『そこまでコロンビアを信じているのか!?』
『W杯でこんなプレーはこれが最初で最後であるべき』
…と、ネガティブなコメントが出るわ出るわ…。
試合中は、実況解説者も、32分の川島のスーパー・ワンハンド・セーブを、「なんてセービングだ!傑出したプレーだ!」と絶賛していたが、ラスト10分に突入すると、「韓国対ドイツ戦みたいに最後の最後まであんなにエキサイティングだった試合もあったっていうのに…」と憂いのコメントに。
試合終了後、中継したBeINスポーツが、この試合の日本チームにつけた採点は、十点満点でなんと『0』だった。
スタジオのゲストコメンテーターたちも、「善戦したセネガルがもっと見たかった」「セネガルの敗戦は残念」と口々にセネガルの敗退を悔やむ始末。まあセネガルにはフランスリーグゆかりの選手が多く、感情を寄せやすいという背景もあるのだが。