ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督【写真:編集部】
ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督が現地時間29日に記者会見を行った。決勝トーナメント1回戦で対戦する日本代表や、選手のコンディションについて語っている。
日本とベルギーは昨年11月に対戦した。その際はFWロメル・ルカクに決められて0-1と敗れている。
6度目となる日本戦についてマルティネス監督は、「我々にとって非常に難しいテストになる」とコメント。「こちらのことをよく知っているチームが相手だからね。非常に組織されていて、技術的な才能にあふれた選手がいる」と話した。
日本戦のあとの準々決勝でブラジル対メキシコの勝者と戦うことが話題になっているが、指揮官に油断はない。「この段階まできたら何でも起こり得るものだ」と述べている。
ベルギーとイングランドは、コロンビアと日本が突破したG組の結果を知った状態でグループリーグ最終節を戦った。勝った方が決勝トーナメント1回戦で日本と当たるが、その先の対戦相手が強豪国となる可能性が高いため、2位通過の方が良いのではないかという指摘があった。そんな中、ベルギーは1-0で勝ち、日本と戦うことになっている。
マルティネス監督は「いつだって勝利は特別だ。自信とエネルギーを与えてくれる」と、イングランドに勝ったことに悔いはないようだ。
DFヴァンサン・コンパニについては「100%起用可能だ」と宣言。「だから私とスタッフにとっては、先発選びがより難しくなってしまったよ。でも、それは素晴らしいことだ」と指揮官は話している。
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