セネガル代表が失点した場面【写真:Getty Images】
【セネガル 0-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節】
現地時間28日にロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節の試合が行われ、セネガル代表はコロンビア代表と対戦し0-1の敗戦を喫した。この試合でセネガルのイドリッサ・ゲイエ(背番号5番)が見せた守備の仕方に批判が集まっている。
試合開始して74分、コロンビアのコーナーキックの場面。他の選手が相手をマークする中で、ゲイエは右手を腰に当ててゴールポストに寄りかかるように構えた。ジェリー・ミナのヘディングシュートはゲイエとGKカディム・エンディアイエの間をすり抜けゴールに吸い込まれる。
英メディア『ギブミースポーツ』は「ゲイエはボールを弾き出す努力を全くしなかった。実際、ほとんど動いていない」と報じ、SNSを中心にゲイエに対する非難が集中していると伝えた。
一方で中国メディア『ETtoday運動雲』はゲイエの行動を分析し、コーナーキックからの直接ゴールを防ぐため、シュートコースを消すために配置されたと解説している。また、相手がシュートを打った際に動かなかったのは、GKのプレーを邪魔しないようにするためだったと言えるだろう。
同メディアは続けて「理想的には良い配置だが、残念ながら現実は残酷だった」とも記し、思惑とは違う結果になったことを伝えている。戦術的な理由があったにせよ、ゴールポストに寄りかかりリラックスしているように見えたことから非難が集中したようだ。
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