チュニジア代表のファハルディン・ベン・ユセフ【写真:Getty Images】
現地時間28日に行われたロシアワールドカップ(W杯)・グループリーグG組第3節のチュニジア代表とパナマ代表の試合でチュニジアのMFファハルディン・ベン・ユセフがW杯通算2500ゴール目を記録した。
ベン・ユスフはパナマに1点リードを許した状況で迎えた51分、右サイドからのクロスをダイレクトで合わせ同点ゴールを決めた。この得点は1930年のウルグアイ大会でフランス代表の故リュシアン・ローラン氏が初ゴールを決めてから88年目で実に2500ゴール目となった。なお、ベン・ユスフは国際サッカー連盟(FIFA)のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。
ベン・ユスフのゴールで勢いに乗ったチュニジアはその後逆転勝利を収め、1978年アルゼンチン大会でメキシコに勝利して以来、実に40年ぶりにW杯で勝利を収めた。
以下はW杯での節目となったゴールを決めた選手である。
1ゴール リシュアン・ローラン(フランス) 1930年7月13日 対メキシコ
500ゴール ボビー・コリンズ(スコットランド) 1958年6月11日 対パラグアイ
1000ゴール ロブ・レンセンブリンク(オランダ) 1978年6月11日 対スコットランド
1500ゴール クラウディオ・カニーヒア(アルゼンチン) 1994年6月25日 対ナイジェリア
2000ゴール マルクス・アルベック(スウェーデン) 2006年6月20日 対ドイツ
2500ゴール ファハルディン・ベン・ユセフ(チュニジア) 2018年6月28日 対パナマ
【了】