日本代表の西野朗監督【写真:Getty Images】
【日本 0-1 ポーランド ロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節】
日本代表は現地時間28日、ロシアワールドカップのグループリーグ最終戦でポーランド代表と対戦し0-1で敗れた。
しかし、同時刻キックオフだった同組のもう1つのカードでセネガル代表がコロンビア代表に0-1で敗れたため、日本の2大会ぶりの決勝トーナメント進出が決まった。最終的に日本とセネガルは勝ち点4で並んだが、フェアプレーポイントで上回った日本が、コロンビアに次ぐ2位に入った。
決勝トーナメント進出が決まった直後でも、日本代表の西野朗監督は冷静だった。インタビューでは「チームとすれば本意ではないですけれども、勝ち上がる中での戦略的なところ。選手も本意ではないと思うんですけど、こういう形も成長していく中の1つだと思います」と答える。
日本とセネガルは勝ち点で並んだだけでなく、得失点差、総得点、当該チーム同士の対戦成績でも五分(2-2)だった。最終的には警告の枚数が順位を決める要素となった。
西野監督はこのポーランド戦で常に難しいチームマネジメントを強いられ「他会場の流れもありますし、多様性が常に問われるゲームだったと思います。ベンチワーク、ピッチの上の選手達の対応は非常に難しかった」と述べた。
次なるラウンドではグループGから勝ち上がってくるベルギー代表もしくはイングランド代表と対戦し、未知の領域に挑む。西野監督も「これからまた、強いチャレンジを持って入っていきたい」と、より一層気を引き締めていた。
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