コロンビアと日本を救ったジェリー・ミナ【写真:Getty Images】
【セネガル 0-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節】
現地時間28日に行われたロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節のセネガル対コロンビアは、1-0でコロンビアが勝利した。
初戦で日本に敗れたコロンビアは、2戦目でポーランドに勝ち、最終節で2位以内の座を狙う。勝てばセネガルを上回るため自力で突破、引き分けなら日本対セネガルの結果次第という状況だ。
しかし、試合はセネガルが主導権を握る形でスタート。17分にはマネがペナルティエリア内で倒れて主審の笛が鳴った。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で確認したところ、ダビンソン・サンチェスのスライディングがボールに行っていたと判断され、コロンビアボールでリスタートとなる。
これで流れを引き寄せたいところだが、やはりパフォーマンスは上がらない。ハメス・ロドリゲスのコンディションが良くなかったようで、31分にムリエルと交代となる。
0-0で折り返すと、後半はコロンビアが前半よりは攻められるようになった。59分、他会場でポーランドが先制すると、会場のコロンビアサポーターが活気づく。
すると74分にコロンビアが先制する。右からのCKにミナがヘディングで合わせてゴール。この時点でコロンビアが首位となり、フェアプレーポイントでセネガルは日本を下回って3位に転落する状況となった。
攻めるしかなくなったセネガルは一気にギアチェンジ。立て続けにチャンスをつくる。だが、最後の精度が足りず、同点弾が奪えない。
結局、試合は1-0でコロンビアが勝利。敗れたセネガルは3位転落となり、日本が2位で決勝トーナメント進出となった。
【得点者】
74分 0-1 ミナ(コロンビア)
【了】