韓国の反日活動家として有名な大学教授が「旭日旗」問題で日本への懲戒処分を要求【写真:Getty Images】
韓国・誠信女子大学のソ・ギョンドク教授が、国際サッカー連盟(FIFA)に対し日本への処分を求める訴えを起こしていたことがわかった。本人のインスタグラムで明かされている。
この教授は韓国で有名な反日活動家として知られる人物で、今回は今月25日に行われたロシアワールドカップのグループリーグ第2節、日本対セネガルの試合中、スタジアムのスタンドに「旭日旗」が掲げられたことを問題視しているという。
ソ・ギョンドク教授は自身のインスタグラムで「日本代表のグループリーグ最後の試合に先立ち、去る25日、日本とセネガルの試合で登場した戦犯旗による応援に対する懲戒処分をメールでFIFAに強く要請した」と述べた。
また同氏は、昨年4月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の水原三星ブルーウィングス対川崎フロンターレの試合で旭日旗が掲げられた例を挙げて、FIFAに日本への処分を強く要請したという。当時は川崎Fのサポーターが旭日旗を持ち出したことを受け、川崎Fに対してアジアサッカー連盟(AFC)から1年間の執行猶予付きでのAFC主催大会ホームゲーム1試合の無観客試合と、罰金1万5000ドル(約170万円)を命ぜられていた。
ソ・ギョンドク教授は、すでに一度FIFAに「旭日旗」が含まれた写真を取り下げさせた事例があると誇り、自らの正当性を訴えた。彼のインスタグラムによれば「ロシアワールドカップを控え、FIFAの公式インスタグラムに戦犯旗応援写真が掲載され、抗議の末に9時間後には写真が変更された」とのこと。
また「FIFAの公式ホームページで『韓国代表ユニフォーム』を『日本代表ユニフォーム』として紹介して論争を呼んだあと、メールで修正を要請すると、翌日には修正されて公式に謝罪を受けた」と過去の実績も強調した。
「とにかく戦犯旗応援のことを非難するだけでなく、民間レベルでも継続的な抗議を介してFIFAが少しでも動くようにすることが重要。特にサッカー協会など政府も強力に対処しなければならない。
日本政府とメディアは戦犯旗応援自体が問題ないと主張している。このような状況下で世界的な広報キャンペーンを着実に広げ、旭日旗とナチス旗は同じ意味の『戦犯旗』という事実をもっと知らせていくつもりだ。真実は必ず勝つ!」
ソ・ギョンドク教授は力強い表現で旭日旗に対しての思いをコメントした。果たしてこの騒動はどこへ向かうのか。日本代表は現地時間28日、決勝トーナメント進出をかけてポーランド代表との決戦に挑む。
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