韓国代表のGKチョ・ヒョヌ【写真:Getty Images】
現地時間27日にロシアワールドカップ(W杯)・グループリーグF組第3節の試合が行われ、韓国代表はドイツ代表に2-0で勝利した。
韓国が王者ドイツに歴史的1勝を挙げた。序盤からドイツがボールを支配するも韓国も組織だった守備でチャンスを与えず。試合を通じ20本以上のシュートを打たれるも粘り強い守備で耐えた韓国は後半アディショナルタイムに先制点を挙げる。その後前がかりになったドイツから追加手を奪った韓国はW杯で初めてドイツに勝利を収めた。
試合後、シン・テヨン監督は「素晴らしい気持ちだが今は頭の中が空っぽだ」と心境を語り「火曜日に私は1パーセントのチャンスしかないと言った。でもチームには最後まで戦うように指示した。我々はアウトサイダーだったが、その立場を上手く利用する事が出来た」と試合を振り返った。
なお独メディア『シュポックス』は韓国選手の個人採点と寸評を掲載し、国際サッカー連盟(FIFA)が選ぶマン・オブ・ザ・マッチを受賞したGKのチョ・ヒョヌに両チーム最高得点の「2」を与えた。(ドイツメディアの採点は「6」が最低、「1」が最高)
同メディアは26歳の守護神を「前半はドイツにシュートを打たせなかった。その後は(レオン・)ゴレツカ、(マリオ・)ゴメス、(ユリアン・)ブラントのシュートを素晴らしいセーブで防ぎ無失点勝利に貢献した」と高評価した。
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