ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
現地時間27日にロシアワールドカップ(W杯)・グループリーグF組第3節の試合が行われ、ドイツ代表は韓国代表と対戦し0-2で敗れた。
試合を通じて20本以上のシュートを放つも得点を奪えないドイツは92分にキム・ヨングォンに先制点を奪われると、その5分後にはソン・フンミンに追加点を奪われ史上初のW杯グループリーグ敗退が決まった。
試合後、独メディア『第1ドイツテレビ』のインタビューに応じたヨアヒム・レーブ監督は開口一番「説明するのが難しい。我々にとって大きな失望だ」と早期敗退を嘆いた。続けて「ロッカールームでは誰一人口を開いていない。決勝トーナメントに進出出来なかったのは妥当な結果だ」と大会中にパフォーマンスが上がらなかった事を認めた。
また今後について問われると「その質問に対して答えるのは早すぎる。こんなに早く大会から去る事を想像していなかったからね。ただ監督として一番先に責任を負う必要がある。明日話し合いを行うだろう」とドイツサッカー協会とは2022年まで結んでいるが辞任の可能性も否定しなかった。
2006年のドイツW杯後からチームを率いたレーブ監督は2010年南アフリカ大会では3位、前回のブラジル大会は優勝に導いた。また3度出場している欧州選手権では全ての大会で準決勝以上に進み、2017年のコンフェデレーションズカップでは優勝を果たした。
10年以上に渡りドイツサッカー界に多くの功績を残してきたレーブ監督が今後どのような決断をするのか注目される。
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