韓国代表のキム・シンウク【写真:Getty Images】
【韓国 2-0 ドイツ ロシアワールドカップ・グループリーグF第3節】
現地時間27日にロシアワールドカップ・グループリーグF組第3節の試合が行われ、韓国代表はドイツ代表と対戦し2-0の勝利をおさめた。勝ち点3を積み上げたが、2連敗したことが響きグループリーグ敗退となっている。27日に韓国紙『朝鮮日報』が全3試合を振り返った。
同紙はタイトルに「最初からこうだったら…スウェーデン戦の守備中心の戦術が裏目に」とつけ、相手に合わせて布陣を変えた第1戦は戦術的な失敗だったと分析している。
「シン・テヨン監督は強化試合で機能していたソン・フンミンとファン・ヒチャンのツートップの代わりに、キム・シンウクを最前線のストライカーとして起用した。相手の高さを考慮し、197cmの長身キム・シンウクを置くという考えだった。守備に重点を置いた韓国は、ソン・フンミンとファン・ヒチャンをサイドに置いて速い足を活かしたカウンターを準備。しかし、キム・シンウクには足が遅いという欠点がある。味方の選手のスピードに追いつかなかった。守備に重点を置いた韓国は、相手ゴールに向かってシュートを打てず無気力に崩れた」
慣れない戦術が影響したのか、スウェーデン戦は0-1の敗戦。続くメキシコ戦はいつもの形に戻して1-2の敗戦。ただし、第1戦のシュート5本に対して第2戦はシュート17本だった。そして今回のドイツ戦はシュート11本で2-0の勝利をおさめている。
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