日本代表の乾貴士【写真:Getty Images】
日本代表は27日、ロシアワールドカップ・グループリーグ第3節のポーランド戦に向けて前日練習を行った。
乾貴士はポーランドの特徴について問われると「相手の右サイドはいい選手が揃っていて攻撃的だと思うので、まずはしっかり守備から入って、その中でも攻撃をしていかないといけないかなと思います」と述べている。
対戦相手にはドイツ・ブンデスリーガで活躍する選手が多く揃っている。中心選手のロベルト・レバンドフスキ、ヤクブ・ブワシュチコフスキ、ウカシュ・ピシュチュクなどがそうだ。かつてブンデスリーガで活躍した乾も、ブワシュチコフスキやピシュチュクといった面々とは対戦したことがある。
「何回かやっているので知っていますけど、すごくいい選手なので。ただ、つけ入るスキはあると思いますし、その辺は狙っていきたいなと思います」
具体的には攻撃的に出てきた相手の裏が狙い目だと背番号14は話す。
ポーランドは現在、グループ最下位に沈んでいるが、もちろん乾に油断はない。「簡単な試合なんて一つもないですし、ワールドカップは初めてですけど、そういう舞台だと思っています。しっかり引き締めて、自分たちも負ければ敗退する可能性もあるので、まずは絶対に勝ちに行くことをみんなで意識して勝ちたいなと思います」
最後に乾は、セネガル戦で点を取ったことが自信になるかと問われると「もちろん結果が出たのはすごく嬉しいです。ただ、勝てなかったことは残念だったので、次は勝てるように。まあ、自分が点を取らなくてもチームが勝てばいいんですけど、その中で取れるときは取っていければいいかなと思います」とあくまでチームが優先だと語る。
日本代表対ポーランド代表の一戦は現地時間28日、ボルゴグラード・アレーナでキックオフの時を迎える。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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