ポーランド代表のヤクブ・ブワシュチコフスキ【写真:Getty Images】
ポーランド代表は現地時間27日、ワールドカップ・グループリーグH組第3節日本戦に向けて前日会見を行った。
この日、アダム・ナバウカ監督とともに会見に出席したヤクブ・ブワシュチコフスキは「明日の試合は大きな意味を持つ。ポーランドはチームとして諦めるようなことはしない」と日本戦へ向け意気込みを語っている。
ポーランド代表はグループリーグ首位通過の最有力候補とみられていたが、1試合を残しての敗退が決まってしまい、批判を浴びている。「今ポーランドは批判にさらされている。(決勝トーナメント進出の)夢は実現できなかった。個人的には代表チームに長年加わってきているが、雰囲気やコミュニケーションは変わっていない。変わったのは勝てないということだ。重要なのは批判を受け入れること。たくさんの時間を割いてサポートしてくれたファンには感謝している」と述べる。
そして、かつてボルシア・ドルトムントでともにプレーした香川真司についてブワシュチコフスキは「シンジと日本のチーム全体は、非常にハイレベルなサッカーをする。シンジはドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていて、非常に素晴らしい選手だし、共にプレーできて嬉しかった。テクニックに優れ、ゴールに向かう動きを知っている。ピッチで一緒の時間を過ごせるのがすごく楽しみだ」とかつての同僚について話す。
ポーランド代表対日本代表の一戦は現地時間28日、ボルゴグラード・アレーナでキックオフの時を迎える。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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