エクトル・クーペル監督【写真:Getty Images】
エジプトサッカー協会(EFA)は26日、同国代表監督のエクトル・クーペル氏がロシアワールドカップ終了に伴い退任することを発表した。
ワールドカップでグループリーグA組に入っていたエジプトは、ウルグアイ、ロシア、サウジアラビアと対戦。3戦全敗のグループ最下位で大会を終え、チームは25日に帰国していた。
「ロシアから帰国後にミーティングを行い、クーペル監督およびテクニカルスタッフに感謝を告げることを決めた。エジプトを28年ぶりのワールドカップに導いた監督の仕事を我々は高く評価している」とEFAは発表を行っている。
アルゼンチン出身のクーペル監督は、過去にバレンシアやインテルなど欧州各国のクラブを指揮。2015年3月にエジプト代表監督に就任し、2017年アフリカ・ネーションズカップでは準優勝の好成績を収めた。
ロシアワールドカップでもアフリカ予選を突破し、エジプトは1990年大会以来となる出場権を獲得。プレミアリーグ得点王に輝いたFWモハメド・サラーを中心に躍進が期待されていたが、勝ち点は獲得できずに終わった。
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