スペイン代表のイスコ(右)【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは現地時間25日にグループリーグB組最終節の試合が行われ、イラン代表とポルトガル代表、スペイン代表とモロッコ代表がそれぞれ対戦。両試合ともドローに終わり、スペインとポルトガルが決勝トーナメント進出を決めた。
後半アディショナルを迎えた時点でポルトガルがイランを1-0、モロッコがスペインを2-1でリード。そのままの結果に終わればポルトガルが首位通過、スペインが2位通過となるところだったが、どちらの試合も終了間際に劇的な同点ゴールが生まれた。
この結果、3試合を終えてスペインとポルトガルはともに勝ち点5。得失点差もプラス1で並んだが、総得点で1点上回るスペインが首位となった。決勝トーナメント1回戦ではスペインがA組2位のロシアと、ポルトガルがA組1位のウルグアイと対戦する。
国際サッカー連盟(FIFA)ではこの2試合のマンオブザマッチを選出。イラン対ポルトガル戦ではポルトガルのFWリカルド・カレスマが選ばれた。34歳のベテランは45分にポルトガルの先制点を記録していた。
スペイン対モロッコ戦ではスペインのMFイスコがマンオブザマッチに選ばれている。1-1の同点ゴールを記録したイスコについては、「試合を通して才能を発揮していた。爆発的な加速やドリブル、正確なパスによりチームで最も危険な選手となっていた」と評されている。
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