ポルトガル代表のC・ロナウド【写真:Getty Images】
【イラン 1-1 ポルトガル ロシアワールドカップ・グループリーグB組第3節】
現地時間25日にロシアワールドカップ・グループリーグB組第3節の試合が行われ、ポルトガル代表はイラン代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。この試合で肘打ちをしたクリスティアーノ・ロナウドは退場すべきだったと、イラン代表を率いるカルロス・ケイロス監督が指摘している。25日にポルトガルメディア『レコード』が報じた。
1-0で迎えた83分、C・ロナウドがイランのモルテザ・プーラリガンジと競り合った際に肘打ちしたように見えたことで、イラン側が抗議。主審はビデオアシスタント レフェリー(VAR)を確認した上でC・ロナウドにイエローカードを提示した。
問題はここでレッドカードではなくイエローカードを提示したことにある。主審が肘打ちと認めた場合は通常、レッドカードが提示されて退場処分を受ける。肘打ちでないと判断した場合は、イエローカードさえも出さないのが普通、との考えもあるだろう。
ケイロス監督はこの場面について「ルール上、肘打ちはレッドカードだ。それがリオネル・メッシだろうとC・ロナウドだろうと関係ない」と語り、C・ロナウドは退場すべきだったとの見解を示している。
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