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日本代表 6年前

大迫勇也、「半端なさ」の証明を。日本を高みへ、真のワールドクラスへ飛躍のチャンス【ロシアW杯】

日本代表は25日、セネガル戦の開催地エカテリンブルクからキャンプ地カザンへ戻って再始動した。24日に行われたロシアワールドカップのグループリーグ第2戦、セネガルと引き分けた一戦から一夜明け、FW大迫勇也は何を思うのか。(取材・文:元川悦子【カザン】)

text by 元川悦子 photo by Getty Images

西野ジャパン、ポーランド戦へ再始動

西野朗
西野朗監督率いる日本代表は25日からカザンで再始動した【写真:Getty Images】

 24日のセネガル戦で、サディオ・マネとムサ・ワゲのゴールで2度のリードを許しながら、乾貴士と本田圭佑の2つのゴールで追いつき、勝ち点1を上乗せした日本代表。

 これでロシアワールドカップのグループH首位をキープし、28日のグループリーグ最終戦・ポーランド戦で引き分け以上なら2大会ぶり3回目のベスト16進出が決まる。ポーランドはすでにセネガル、コロンビアに連敗し、グループリーグ敗退が決定しているだけに戦いやすいと見られている。

 だが、重圧から解放されたチームが本来の力を発揮するケースは過去のワールドカップでも少なくなかった。そういう意味でも、日本は次戦も集中力と緊張を切らさずに積極的に勝ち点を狙うような戦いを見せる必要がある。

 そんな日本は、24日深夜にベースキャンプ地・カザンに戻り、ポーランド戦に向けて再始動した。普段の試合翌日同様、前日のスタメン組はリカバリーに努め、それ以外の控えメンバーはミニゲームなどで調整した模様だ。

 西野朗監督はここまでの2試合を同じスタメンで戦ってきたが、川島永嗣と長谷部誠、乾の3人がすでにイエローカードを1枚もらっているため、今後のことを考えるとポーランド戦でメンバーを入れ替えておきたいところだ。

 しかも、次の試合は中3日で、開催地のヴォルゴグラードは気温30度をはるかに超える猛暑に見舞われているという。その過酷な環境を踏まえても、疲労の少ない山口蛍や武藤嘉紀らを起用しておくべきだろう。

 日本サッカー史上初のワールドカップ3大会連続ゴールの偉業を達成した本田もそろそろスタメンに戻って長い時間プレーしたいはずだ。そういう面々がポーランド戦でギラギラしたところを見せてくれれば、チームの士気は大いに高まるはずだ。

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