大迫勇也【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップ・グループリーグH組第2節のセネガル戦から一夜明けた25日、日本代表は練習を行った。
コロンビア戦で決勝ゴールを決め、セネガル戦では屈強な相手CBと互角に渡り合った大迫勇也。2試合で勝ち点4という現状についてこう話す。
「普通に戦えば日本よりも実力が上の相手に対して4取れているってことは素直に喜ぶべきことだと思う。ただ残り試合があるので、そこでもう1回みんなで勝ち点を取りに行く作業をしていきたいです」
セネガル戦も自身の得点チャンスがあった。61分、柴崎岳の右クロスに反応するも合わせられなかった。「しっかりと決めなければいけないシーンだった。そこは次、しっかりと決められるようにするだけだと思う」と気持ちを切り替えている。
短期決戦だけに、上手くいかなかったことを引きずらない姿勢が重要だと大迫は言う。
「悔しかった場面ですけど、そこでメンタル的に折れる方がダメだと俺は思う。もう僕らはミスすることを承知のうえでチャレンジするしかないと思っている。そこはもう続けて前を向いてやるしかないと思います」
グループ最終戦の相手はポーランド。勝てば文句なしで決勝トーナメント進出となる。ポーランドについて大迫は「うまく行っていないと思う」としつつも、「一流の選手が集まっているのでいつ調子が戻るか分からないし、調子が戻ればいいプレーをするチームだと思う」と、油断は一切ない。
セネガル戦はゴールこそなかったが、身体を張ったポストプレーなど“半端ない”パフォーマンスだったことに変わりはない。その“半端ない”は日本で流行語になっている。大迫は「日本のみなさんがサッカーを意識してくれていることは、サッカー選手としてすごくありがたい」と感謝を口にし、「もっともっとチーム全体としても注目されて、結果を出していくことでまた日本が盛り上がれば」と語った。
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