ゴミ拾いをする日本代表のサポーター【写真:Getty Images】
【日本 2-2 セネガル ロシアワールドカップ・グループリーグH組第2節】
ロシアワールドカップ・グループリーグH組第2節の試合が現地時間24日に行われ、日本代表とセネガル代表が対戦して2-2の引き分けに終わった。
今大会では、日本代表サポーターが以前から国際大会などで続けてきた「ゴミ拾い文化」が各国サポーターに広がっていることが話題となっていた。大会初戦で日本代表と対戦したコロンビアのサポーターや、同じグループのセネガルのサポーターも試合後にスタジアムのゴミ拾いをしたと報じられていた。
日本とセネガルが対戦した24日の試合でも、両チームのサポーターがゴミ拾いを行っていたことが各国メディアで注目されている。スペイン紙『マルカ』は、「日本とセネガルのサポーターの多くが今日も再び観客席のゴミを集めていた」と伝えた。
オーストラリア『SBS』は、両国のサポーターが初戦終了後のゴミ拾いを称賛されていたことに触れ、その両チームの対戦が好勝負の末に2-2のドローに終わったのは「ふさわしい結果だった」と述べている。
「やらなければいけないことです。ゴミを残していくためにここに来ているわけではありません。毎回の試合後にゴミを持ち帰って、私たちが礼儀正しい人々であることを世界に示せば、次にどこへ行ったとしても歓迎してもらえるでしょうから」と、あるセネガルサポーターはコメントしている。
【了】