スウェーデン代表のジミー・ドゥルマズ【写真:Getty Images】
現地時間23日、ロシアワールドカップ・グループリーグF組第2節でスウェーデンはドイツと対戦し1-2で敗れた。
この試合で途中出場し決勝点となるフリーキックを与えてしまったスウェーデンのMFジミー・ドゥルマズに対し多くの誹謗中傷のコメントが寄せられているようだ。スウェーデン紙『アフトンブラデット』が報じている。
同紙では、ドイツ戦終了後から数分のうちにドゥルマズのインスタグラムには3000件ものコメントが寄せられ、その中には差別的表現や殺害を予告するコメントも届いていると伝えている。
これを受けスウェーデンサッカー協会は「我々は選手への侮辱や怪我を負わせるような事をするかもしれない者に対しては我慢する事はない」との声明を発表し警察に被害届を出すことを決定した。
またチームメイトのアルビン・エクダルは「勝つ時も負ける時もみんな一緒だ」とコメントし同じくチームメイトのヨン・グイデッティも「本当に愚かな行為だ」と怒りを露わにしている。
なお今回のような脅迫予告は今大会で2例目になる。19日に日本と対戦した際にペナルティーエリア内でハンドをしてしまいレッドカードを受けたコロンビアのMFカルロス・サンチェスにも殺害を予告するようなSNS上での投稿が確認されている。
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