メキシコ代表が韓国代表に勝利【写真:Getty Images】
【韓国 1-2 メキシコ ロシアワールドカップ・グループリーグF組第2節】
ロシアワールドカップ・グループリーグF組第2節の試合が現地時間23日に行われ、韓国代表とメキシコ代表が対戦。メキシコが2-1で勝利を収めた。
初戦でスウェーデンに敗れていた韓国は、この試合でも前半24分にチャン・ヒョンスのハンドで与えたPKを決められて失点。後半にもハビエル・エルナンデスに追加点を許した。後半アディショナルタイムにはソン・フンミンが1点を返したが、2連敗の結果に終わっている。
国際サッカー連盟(FIFA)の公式スタッツによれば、韓国はこの試合で24回のファウルを犯しており、これは今大会のここまでの試合で最多。初戦のスウェーデン戦でも韓国のファウルは23回あり、ポルトガル戦のモロッコと並んで今大会2番目の数字となっている。
メキシコ代表のフアン・カルロス・オソリオ監督も、韓国のラフプレーには苛立ちを隠せない様子。「普通は審判について話をしたくはないが、気に入らないことがあった。24回ものファウルがあったことだ。サッカーのために必要な対策を講じてほしい」と試合後に述べたコメントを『ロイター通信』などが伝えている。
PKを与えた判定自体はファウルではなかったが、チャン・ヒョンスの無理なタックルが招いたハンドだった。初戦のスウェーデン戦でもキム・ミヌのタックルにより決勝点となるPKを与えた。ドイツとのグループ最終戦で奇跡の決勝トーナメント進出を成し遂げるためには改善の必要がある部分かもしれない。
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