3試合目に突破をかける状況は“敗者復活戦”
ロシアW杯の初戦でコロンビアを破った日本代表はエカテリンブルクでセネガルと対戦する。フィジカルが強いだけでなく「非常にチームがオーガナイズされている」とセネガルの実力を認める西野朗監督だが、その相手にも「おそれるということはないし、我々のチーム力に自信を持って臨みたい」と語る。
3試合目に突破をかける状況を“敗者復活戦”とまで例える西野監督。「多少のリスクがあっても、勝負を懸ける2戦目でないといけない」と主張する一方で、セネガルに対して「われわれのグループで対応するディフェンスを考えても、それを打開する力が個々に存在している。組織的に守ろうとしても、個の力ですべて粉砕される状況は考えられます。入れ違った瞬間にすぐ、さらに対応しなければいけない」と警戒している。
「直線的なプレー、力というものが攻撃の中ではベースにあるので、しっかりと遅らせる、止める、推進力を抑える対応をチームとして考えないといけない」と語るように、セネガル対策を考えないわけではないが、基本的に高い位置からボールを奪いに行き、そこからボールをしっかりついないで人数をかけていくということをやり抜く意識が強い。
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