好環境下でのプレーが期待出来る第2戦
「サランスクの奇跡」と言われた19日のコロンビア戦の2-1の勝利から5日。日本代表はいよいよグループH突破のかかる第2戦・セネガル戦に挑む。
彼らは22日のベースキャンプ地・カザンでの練習後、チャーター便で決戦の地・エカテリンブルクに入り、23日夕方には試合会場のセントラル・スタジアムで公式練習を行った。
「ピッチ状態は100%いいと思います。練習場が一番悪いから、試合会場に入ってそんなにビックリすることもない。練習会場はほぼドリブルできないくらい詰まるけど、試合会場はそういうことはないから」と宇佐美貴史も語っていた通り、プレーには支障がない様子だ。
エカテリンブルクはカザンに比べて気温が低いと言われていたが、練習時は24度。24日も日中は同じくらい暖かくなる見通しだ。ただ、ナイトゲームということで猛暑に苦しむような状況はないはず。選手たちはまずまずの好環境下で戦うことができるだろう。
西野監督が「初戦を数的優位な状況の中で戦い切れたということもあるので、基本的に(セネガル戦の)スタートメンバーはコロンビア戦に(準じる)というのを現時点では考えています」と公式会見で語った通り、今回も先発は大きく入れ替わることはないだろう。
変更があるとすれば、乾貴士の左MFに原口元気か武藤嘉紀が入る形か。原口が左に回れば、右に武藤が陣取ることになる。フィールドプレーヤー最年長の長谷部誠を温存して、山口蛍を抜てきするプランも考えられる。いずれにしても、守備陣は不動という見方が有力だ。