韓国対メキシコでもPK。早くも今大会14本目【写真:Getty Images】
現在開催中のロシアワールドカップでは、記録的なペースでPKの判定が出ている。現地時間23日の韓国対メキシコの一戦で、前回大会のPK数を超えた。
今回のワールドカップでは、決定的な場面での際どいジャッジを確認するため、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が用いられている。その影響もあり、大会序盤からPKは多くなった。
2014年のブラジルワールドカップでは、大会全体で13回のPKがあった。それに対して、ロシアワールドカップではグループリーグ第2節ですでに14回PKの判定となっている。
22日のブラジル対コスタリカでネイマールが倒れたシーンのように、主審がPKを取ったあとでVARにより判定が覆るケースもあったが、全体的にPKが増加していることは間違いない。
なお、ワールドカップ一大会での最多PKは18回。このペースで行けば、この記録を塗り替える可能性は高そうだ。
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