韓国代表のシン・テヨン監督【写真:Getty Images】
現地時間23日に行われるロシアワールドカップ・グループリーグF組第2節の試合で韓国代表とメキシコ代表が対戦する。韓国代表のシン・テヨン監督は、試合の行われるロストフ・ナ・ドヌの気候をポイントのひとつに挙げている。韓国『聯合ニュース』などが伝えた。
韓国は初戦でスウェーデンに敗戦。メキシコ戦にも敗れれば最終節を待たずに敗退決定となる可能性もある。その最終節の相手がドイツであることも考えれば、メキシコ戦は絶対に勝ち点3を獲得しなければならない試合だ。
会場となるロストフ・ナ・ドヌでは、試合日の最高気温は34度にも達するとの予報。キックオフ時刻の午後6時時点でも30度前後と予想され、暑さの中での試合となりそうだ。
「確かに、考えていた以上に暑い」とシン・テヨン監督は試合前日の会見でコメント。「(拠点としている)サンクトペテルブルクよりも15度ほど暑い。選手たちが適応するのは大変だろう」と語った。
「メキシコはこういう気候の中でプレーするのに慣れているチームだ。夕暮れ時に親善試合も行っていた。だからこういう環境には慣れていると思う」と指揮官は不利を予想している。
苦しい状況での試合となるが、監督はエースのFWソン・フンミンに期待を寄せている。「今のアジアで最高の選手だ。スウェーデン戦では守備的な戦いを強いられたが、メキシコ戦ではもっとスペースがあって本当の力を発揮できることを期待したい」とトッテナム所属のFWについてコメントしている。
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