リオネル・メッシのW杯は続くのか…【写真:Getty Images】
現地時間22日に行われたロシアワールドカップ・グループリーグD組第2節で、ナイジェリアがアイスランドに勝利した。この結果、前日の試合でアルゼンチンを下したクロアチアの首位通過が近づいている。
D組の4チームは、それぞれ2試合を消化した。ナイジェリアとアルゼンチンに連勝したクロアチアは勝ち点6で首位。1勝1敗のナイジェリアが2位で、1分け1敗得失点差「-2」のアイスランドが3位。同勝ち点で得失点差「-3」のアルゼンチンが4位という状況だ。
26日のグループリーグ最終節は、ナイジェリア対アルゼンチンとアイスランド対クロアチアというカード。
崖っぷちのアルゼンチンは、ナイジェリアを上回るために最終節で勝利しなければいけない。その上で、アイスランド対クロアチアの結果を祈る必要がある。
不安なのは、クロアチアの状況だ。2連勝のクロアチアはすでに決勝トーナメント進出が決まっており、得失点差は「+5」。唯一抜かれる可能性があるナイジェリアは得失点差「0」で、順位が入れ替わる可能性は低い。決勝トーナメントに向けて主力温存という選択肢をとれば、アイスランドが勝利する可能性は高くなる。
最終節でアイスランドとアルゼンチンがともに勝利した場合は勝ち点が並ぶため、得失点差、総得点の順で順位が決定する。
D組を突破すると、決勝トーナメント1回戦の相手はC組突破チーム。現時点で2試合を終えてC組の首位はフランスで、D組2位通過チームは厳しい戦いになるかもしれない。
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